支援センター

ごあいさつ

 日本全体において高齢化が進み、4人に1人が65才以上の高齢者という時代になってきています。富山市もその例外ではなく、高齢化して身体機能が衰えた地域住民が、どのような形態の住宅に住みどのような医療や介護をうけて生活するかが大きな問題となってきています。
 富山市医師会は地域住民の方々の住み慣れた地域でその人らしい生活を送りたいとの願いがかなうよう、また会員の医師の皆様が在宅医療を行いやすい環境をつくるべく活動を行ってきております。
 平成24年4月に、在宅医療を行っている又はこれから始めようという会員の物的および人的負担軽減を図る目的で、富山市医師会在宅医療支援センターを立ち上げました。今後このセンターのサービスを積極的にご利用下さり、センターの業務がさらに発展するようお力添えをよろしくお願いいたします。

事業内容

○富山市医師会版在宅療養支援ガイドライン
 富山市医師会では、地域包括ケアシステム・在宅医療委員会を設立し、委員の皆様のご協力により「住民が住み慣れた地域で最期まで」を叶える、在宅医療と多職種の連携・協働で地域包括ケアシステムを構築するための在宅療養支ガイドラインを作成しました。
○在宅医療・介護に関わる研修会
 市民公開講座や多職種の方々を対象とした研修会を随時開催しています。
○在宅医療消耗器材共同購入システム
 在宅医療に用いる消耗器材をなるべく少ない単位で購入できる富山市医師会員向けのシステムです。
○医療機器(小型シリンジポンプ)の貸し出し
 富山市医師会員が所属する医療機関の依頼により、在宅医療に用いる使用頻度が少ない高額な機材(小型シリンジポンプ)の貸し出しを行っています。
○ポータブルレントゲン撮影
 富山市医師会員の依頼により、在宅で撮影可能なポータブルデジタルX線撮影装置を富山市医師会健康管理センターに備え、放射線技師が出向し撮影します。
○開業医の連携支援
・在宅医ネット
 富山市全域を活動範囲とし、主治医不在時の看取りのみに対応する連携を行っています。
・在宅医療協議会とやま
 富山市内(五福・呉羽・桜谷・神明・愛宕・安野屋・清水・大泉・布瀬校下・その他)を活動範囲とし、病院や施設から診療所への患者さんの流れを円滑にする連絡ツールを用意しております。


このページの先頭へ▲

foottop